Yusuke's Blog

Stay hungry. Stay foolish.

頭の中

 

ブログ初投稿ということで、少し自分の頭の中身を書き綴ります。

なんというか、自分の言葉で自分が考えていることを表現する難しさを感じることが多くなってきたのと、何をしているか聞かれたときに、どう言えば深く分かってもらえるのか、頻繁に考えるようになったのでブログで言葉にしていこうと決めました。言葉って難しい。。

 

 

僕は今、芸術大学の院生でデザインとエンジニアの視点からモノ作り、モノと社会の在り方について研究しています。元々はロボットのデザインを考えていきたい、深く勉強したいと思って入学しました。ですが、そもそもロボットとは何か?という深いところまで探求出来てはいなかったです。例えば自動車は本格的な自動運転が2,3年後から始まり、自動車も言ってしまえばロボットです。これからますますモノの自動化、知能化、ロボット化が人の利便性のためにされていくと考えます。技術志向による開発がものすごい勢いで進んで行きますが、本当に人のためになるのか、未来から見たとき本当にその技術が人に幸せをもたらすのかをしっかり考慮する必要があります。よく、ターミネーターのようなSF映画ではロボットが人間を裏切り世界の覇権を握るストーリーが展開されます。技術進歩に対する警告のためか大体悪い方向へストーリーが進むのですが。。。。技術の進歩に対してどのように舵をきるか。その舵をきる者としてデザイナーが1つの役割として存在していると思っています。もちろんエンジニアの方も未来の方向性を握っていますが。

エンジニア、デザイナー両方の視点からモノの在り方を示唆していく必要がある時代が新たな波としてきています。20世紀後半は利益主義先導による効率性を考えた分業作業が提案されてきました。その分業作業はアカデミックに影響を与え、様々な学部、学科を生み出してきました。工学部は理系。デザインは芸大。といった風に同じモノをつくる存在なのですが、分化され両者の間には何か壁があるように感じます。ロボットをつくりたいから工学部しかないと、ひとつの道しかないと勝手に選択肢を絞っていました。もっと若いときから理系、文系などといった分けられた学問に疑問を抱ければ良かったと思うときがあります。

それから21世紀に入り本当に大切なのは、単なる利益、効率ではないと、スティーブ・ジョブズのような革命者が社会に訴えることによって日本にもモノの在り方に変革を与える人達が増えています。

このような現状の中で、僕は社会に対してモノ作りでインパクトを与え、人の本当の幸せとはなにかをモノ作りを通じて学び、新たなモノを生み出していく存在になっていきたいと考えています。

 

最後にこれを見た後、興奮して寝られなかった有名なTEDの動画URLをアップします。

技術進歩の方向性について考えさせられます。

http://on.ted.com/Dugan